【観光スポット】札幌に来たら立ち寄りたい!札幌時計台の魅力まとめ♪

“札幌”と聞いたら、「札幌時計台」の外観を思い浮かべる方は多いはず。札幌のシンボルとも言える時計台は、振り子時計で重力に重りを使用している、日本最古の塔時計です。現在も変わらず時を刻み続けている時計台の魅力を、今回ご紹介していきます♪
【時計台ができるまで】
時計台は、正式には「旧札幌農学校演舞場」といいます。国の重要文化財にも指定されていて、札幌農学校の演舞場としてクラーク博士が構想し、それを開拓使の技術者が設計、明治11年10月に札幌農学校の中央に建設されました。
建設当初、時計は付けられていませんでしたが、明治14年に時計が設置され、明治39年に現在の場所へと移されました。以来、時計台は札幌のシンボルとして広く市民に知られるようになりました。
【時計台の外観】
時計台は札幌市中央区北1条西2丁目にあります。
三角屋根の上に大時計が付けられていて、時計台の上には、赤い星が刻まれています。この星は、開拓使を象徴する北極星のマーク♪
外観も素敵ですが、入り口前には緑のアーチが★
この日も多くの観光客の方がアーチ前に立って写真を撮っていました。
【時計台の中を散策してみよう♪】
では、時計台の中は一体どうなっているのでしょうか?早速中へ入ってみました★
入ってすぐ、受付があります。
大人は観覧料金が200円、高校生以下は無料で入場できます!
受付超えるとすぐに小さなお土産物屋さんもあるので、覗いてみても楽しいかも♪
この日は混んでいて、店内をチラっと覗いて退散…。先へ進みます。
奥には時計台にまつわる展示や資料が多くされていました。
当時の工事で使われた図面や、時計塔設置までの資料。痛みが激しくなった木材の補修の様子などを見ることができます。
時計台は現在に至るまで、6回ほど大きな修理が施されているそうです。
他にも世界の鐘の音が聞けたり…
気になる本を座って読めるスペースまであります★
【時計台の上階にも上がってみました♪】
上階まで上がるには、階段か、
車いすを使用している方なら、専用のリフトも利用できます。
上がって進むと、こんな広い場所にでます。
時計台って外観で感じる以上に内部が広い!単純な感想ですが、入ってみてそう感じました。
一体何人入るんだ、このスペース…!
その昔、このスペースで卒業式などのイベントが行われていたとか。
奥には大きな時計と…
それを動かす振り子が。
時計の構造を間近で見ることが少ないので、つい見入ってしまいました★
フロアの前方にはクラークさんの銅像が腰かけています。
ここは撮影スポットのようで、ひっきりなりに観光客の方がクラークさんと一緒に撮影をしていました。
誰も座っていない瞬間を狙ってパシャリ♪笑
来られた際は、是非記念撮影もしてみてください★
【まとめ / 時計台は札幌のシンボル★】
ビジネス街の中心にあり、現在も多くのビルが並んでいる間にあります。
昭和初期から中期にかけて、時計台が奏でる鐘の音は2.5㎞離れた場所にも風に乗って届いていたそう。
現在は難しいですが、近くを歩いた時鐘の音が聴こえたら、耳を澄ませてみてください。
札幌を訪れたら、ぜひ時計台へ足を運んでくださいね♪
【札幌時計台】
住所:札幌市中央区北1条西2丁目
電話番号:011-231-0838
開館時間:8:45-17:10(入館は17:00まで)
観覧料:大人200円 高校生以下無料 ※20人以上の大人団体はひとり180円
休館日:年始(1月1日-1月3日)
WEB:http://sapporoshi-tokeidai.jp/
アクセス:大通駅から徒歩約5分 / 札幌駅から徒歩約10分
ライター紹介(この記事を書いた人)
札幌のライター。
“北海道で働く人”にスポットを当てたインタビューメディア「Michi×Hokkaido」運営。
北海道新聞の、旅インタビューコラム 「あの場所で」月に2回連載中。
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