【観光スポット】札幌に来たら立ち寄りたい!北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)の魅力まとめ♪

かつての北海道庁の本庁舎、通称「赤れんが庁舎」は札幌駅からほど近い場所にあります。
景観の素晴らしさもさることながら、館内では北海道の歴史や文化に関する資料や、歴代の長官、知事が業務を行っていた執務室を見ることができます。
連日多くの観光客の方で賑わう、赤れんが庁舎の魅力を今回ご紹介していきます★
【ネオバロック様式の赤れんが庁舎の外観♪ 】
赤れんが庁舎の魅力は、まずその外観。建築に使用されているのは、約250万個のレンガに加え、木材や鉱石など。赤れんが庁舎はアメリカ風ネオ・バロック様式という方法で1888年に建設され、1969年の3月には重要文化財の認定も受けています。
門の中に入ると、前庭に可愛い花がたくさん!
この時咲いていた花はマリーゴールドや、ブルーサルビア♪ 色鮮やかな花々に癒されます…。
正門は朝の7時~夜9時まで開放されているので、是非赤れんが庁舎周辺の敷地を散策してみてください★
夜間はライトアップされた庁舎も見れて、とてもロマンチックです♪
近くで見る庁舎はまた圧巻!
外壁の下の部分には建物の強度を高めるため、高温で焼いた「焼き過ぎレンガ」を使用しています。
庁舎の上の方に付いている赤い星は開拓使を象徴するマークで、北極星をイメージしているそう。
赤れんが庁舎と同じく観光地として人気がある、札幌時計台の上にも刻まれているシンボルです。
年間、60万人以上の観光客が来ると言われている赤れんが庁舎。早速扉を開けて、中へ入ってみましょう。
【赤れんが庁舎に入って北海道の歴史をたどろう!】
庁舎内部は、入館無料です。
北海道の歴史に関する資料が多く展示されています。
1階にあるのは「文書館展示室」。
“文書が語る北海道の歴史” と題された展示で、開拓使の時代や函館戦争、当時の人々の暮らしなどについて細かく紹介されています。
その後、2階へ。階段を上がると目にする、丸い装飾も、西洋建築の特徴。
こうして館内で過ごしていると、明治時代へタイムスリップしたような気持ちになります★
2階には樺太関係資料館や…
赤れんが北方領土館や…
「北海道博物館」のサテライト施設にもなっている場所もあります。
こちらでは、入ってすぐ夕張で発見された約8000万年前~9000万年前のアンモナイトの化石も♪
化石は触れてもOK★現代にもこんなにしっかりと形が残っているなんて、いやはや、凄いです…。
他にもこの部屋には土器や石器などが展示されています。
続いては、「国際交流・道産品 展示室」
新十津川町にある金滴酒蔵や、倶知安町の二世古酒蔵などの北海道の日本酒や、独自の彫りが施された、アイヌの伝統工芸品などが並べられていました。
そして、2階の中でも特に賑わっていた場所は、「記念室」!
歴代の知事や長官が、この執務室で業務をしていました。机や椅子が今も大切に展示されています。
【見終わった後は、すぐ近くにある“赤れんがテラス”で食事&お買物★】
赤れんが庁舎を見終わったら、すぐ近くに赤れんがテラスがあるので食事や買い物をそこで楽しむのもオススメです。
赤れんがテラスは4階まであり、イタリアンや和食、カフェなどの飲食店や、アウトドア店や雑貨店など27店舗入っていて、この機会に色々見て回るのも楽しいはず★
また、赤れんが庁舎の前には「札幌市北3条広場」があり、椅子に座りながらくつろげます。1925年に植樹されたイチョウの木が秋にはとても美しく広場を彩るので、天気が良い日はぜひのんびり過ごしてみてください♪
【まとめ】
赤れんが庁舎も札幌駅から近いですが、赤れんがテラスは札幌市地下歩行空間とも直結しているので、地下鉄やJRの乗場にもすぐに行けます。アクセスが良いのも嬉しいですね♪
札幌に訪れた時は、是非赤れんが庁舎で、北海道の歴史や文化をたどってみてください!
【北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)】
住所:札幌市中央区北3条西6丁目
電話番号:011-204-5019
開館時間:8:45-18:00
定休日:年末年始
WEB:http://bit.ly/akarenga
アクセス:さっぽろ駅下車 徒歩8分。(南北線・東豊線・JR線) / 大通駅下車 徒歩9分(南北線・東西線・東豊線)
ライター紹介(この記事を書いた人)
札幌のライター。
“北海道で働く人”にスポットを当てたインタビューメディア「Michi×Hokkaido」運営。
北海道新聞の、旅インタビューコラム 「あの場所で」月に2回連載中。
インタビューや取材のご依頼は、こちらからお気軽にお問い合わせください。